確率に基づく

 

           f:id:karubi2525:20190305201958g:plain

f:id:karubi2525:20190305201959g:plain

例えばラス一対面

自分:ゲッコウガ

相手:ミミッキュ

分かっている情報

f:id:karubi2525:20190305202229p:plainゲッコウガ@命の球f:id:karubi2525:20190305202525p:plain

147-**-87-170-92-174

悪の波動/冷凍ビーム/水手裏剣/めざめるパワー炎

f:id:karubi2525:20190305202733p:plainミミッキュ@???

?-?-?-?-?-?

襷Zの使用はなかった(=考慮する)ものとする。

 

相手のミミッキュの型は大きく分けて2つ、ASとABが多いためのその2つを想定する。

131-156-100-**125-148

(131-143-100-**-125-162)※今回の確率を考えるうえで意地か陽気は確率を左右しない

155-143-119-**-126-117

持ち物は3/5時点でPGL上では

ミミッキュZ:45.7%

ゴーストZ:30.9%

きあいのタスキ:18.6%

割合はおおよそZ:襷=8:2であるとし、襷はほぼASなので

AS@襷:20%

AS@Z:40%

AB@Z:40%

と仮定する。

 

次にダメージを考える。(めざ炎を打つとゴーストZで倒され、悪波を打つとミミッキュZで倒されると考えて相手に行動されたら基本的に敗北と考える)

 

変幻自在C170@球→D125(126)(数値が1ズレても乱数に変動なし)

冷凍ビーム:90~107(急所:134~160)

悪の波動:79~95(急所:121~142)

 

以上の情報を踏まえたうえでこちらのゲッコウガの行動は

①冷凍ビーム→冷凍ビーム

②冷凍ビーム→悪の波動

③悪の波動→悪の波動

④悪の波動→冷凍ビーム

の4パターンとなる

 

まず追加効果の確認とし、冷凍ビームは相手を10%で凍らせることができ、悪の波動は20%で怯ませることができ、氷状態は毎ターン25%で解ける。

 

①の行動をした場合

まず相手を凍らせる必要があるのでここで(1/10)の必要がある。

凍ったとして動かない確率は(3/4)である。

 

Ⅰ)AS@襷:20%の場合

冷凍ビームが急所に当たっても襷で耐えられてしまうためもう一度凍っている(3/4)必要がある。

{(1/10)*(3/4)^2}*100=5.625%

Ⅱ)AS@Z:40%の場合

ここでは次の冷凍ビームが急所に当たると倒せるので急所に当たる確率も考慮することができる。急所の当たらない場合の確率はⅠと同じである。

急所に当たる確率も考慮すると

{(1/10)*(3/4)*(1/24)}*100+5.625%=5.9375%

Ⅲ)AB@Z:40%の場合

ここでは次の冷凍ビームが急所に当たると倒せることもあるので急所に当たる確率も考慮することができる。急所の当たらない場合かつ急所に当たっても倒せなかった場合の確率Ⅰと同じである。

急所に当たり、倒せる確率も考慮すると

{(1/10)*(3/4)*(1/24)*(3/16)}*100+5.625%=5.6640625%

合計:5.625*(0.2)+5.9375*(0.4)+5.6640625*(0.4)=5.765625%の確率で倒すことができる。

 

②の行動をした場合

まず相手を凍らせる必要があるのでここで(1/10)の必要がある。

凍ったとして動かない確率は(3/4)である。

 

Ⅳ)AS@襷:20%の場合

悪の波動が急所に当たっても襷で耐えられてしまうためもう一度凍っている(3/4)必要がある。また解けたとしても20%で怯むこともあるのでそれを考慮すると

(1/10)*(3/4){(3/4)+(1/4)(2/10)}*100=6%

Ⅴ)AS@Z:40%の場合

ここでは次の悪の波動が急所に当たると倒せることもあるので急所に当たる確率も考慮することができる。急所の当たらない場合かつ急所に当たっても倒せなかった場合の確率はⅣと同じである。

{(1/10)*(3/4)*(1/24)*(7/16)}*100+6%=6.13671875%

Ⅵ)AB@Z:40%の場合

ここでは次の悪の波動が急所に当たっても倒せないので確率Ⅳと同じであるので6%

合計:6*(0.2)+6.13671875*(0.4)+6*(0.4)=6.0546875%の確率で倒すことができる。

 

③の行動をした場合

まず怯ませる必要があるのでここで(2/10)の必要がある。

 

Ⅶ)AS@襷:20%の場合

悪の波動が急所に当たっても襷で耐えられてしまうためもう一度怯ませる必要がある。{(2/10)^2}*100=4%

Ⅷ)AS@Z:40%の場合

ここでは次の悪の波動が急所に当たると倒せることもあるので急所に当たる確率も考慮することができる。急所の当たらない場合かつ急所に当たっても倒せなかった場合の確率はⅦと同じである。

(2/10)*(1/24)*(7/16)*100+4%=4.3645833%

Ⅸ)AB@Z:40%の場合

ここでは次の悪の波動が急所に当たっても倒せないので確率はⅦと同じであるので4%

合計:4*(0.2)+4.3645833*(0.4)+4*(0.4)=4.14583332%の確率で倒すことができる。

 

④の行動をした場合

まず怯ませる必要があるのでここで(2/10)の必要がある。


Ⅹ)AS@襷:20%の場合
冷凍ビームが急所に当たっても襷で耐えられてしまうため凍らせるかつ動かない必要がある。
(2/10)*(1/10)*(3/4)*100=1.5%

Ⅺ)AS@Z:40%の場合
ここでは次の冷凍ビームが急所に当たると倒せるので急所に当たる確率も考慮することができる。急所の当たらない場合の確率はⅩと同じである。
(2/10)*(1/24)*100+1.5%=2.33%

Ⅻ)AS@Z:40%の場合
ここでは次の冷凍ビームが急所に当たると倒せることもあるので急所に当たる確率も考慮することができる。急所の当たらない場合かつ急所に当たっても倒せなかった場合の確率Ⅹと同じである。
(2/10)*(1/24)*(3/16)*100+1.5%=1.65625%

合計:1.5*(0.2)+2.33*(0.4)+1.65625*(0.4)=1.8945%の確率で倒すことができる。

 

結果として②の行動をするのが一番倒せる確率が高いという結果になった。

 

悪の波動を打った時に相手がシャドークローを打ってきた確立等を計算するとより明確に正しい確率を求めることができるがさすがにそこまでやると面倒なのでこのような形をとった。またこの計算が間違っている、ASのほうが多い、等色々な意見があると思うがそういった相違を通話などで解決することでより考えが明確になると思う。

 

ごく限られた状況であり、また少ししか確率は変わらないがこういったことを大事にするべきなのかなーって思います。

 

終わり